「まちライブラリー」の絵本コーナーで素敵な本に出会いました。
『きんぎょのおつかい』というタイトル。
なんと、金魚が鉄道に乗って”おつかい”に行くという斬新なストーリー。
そして注目すべきは、その著者がなんとあの《与謝野晶子》。
歌人として知られていますが、日本初の男女共学を成立させるなど、女性の教育にも注力されていたという側面もあります。
12人のお子さんを出産されたというエピソードもあり、童話を多く手掛け、雑誌で発表したとされていますが、単独で出版されている児童書はこの『きんぎょのおつかい』のみのようです。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、絵本の作中に登場する蒸気機関車や駅の描写、街行く人たちの表情などがとても魅力的で、鉄道や旅が好きな方にも刺さるタイトルではないかと思います。
(絵を担当されたのは《高部晴市》さんという方)
1950年生まれということで、《与謝野晶子》の没後に生まれている”ガリ版刷り”が得意な画耕のお方。